Caravel™ Expressは、COBOL、PL/I、JCL、RPG、CLなどの言語で構築されたレガシーシステムを、Java EEに自動変換するサービスです。この変換により、オープンプラットフォーム上で元のシステムと同じ操作を再現できます。自動化された変換プロセスにより、安全かつ短期間で移行が可能です。また、移行先データベースは、任意のSQL系DBを選択できます。
4つの特徴
最小限のリスクで最新化
既存のシステムを
的確に「言語対応クラスを用いたJava」に変換する
Caravel™ BASE100 フレームワークは、変換前OSのファイルシステムやDB、画面・印刷処理をサポートするOS別のCoreClassライブラリ、COBOL、PL/I、JCL、RPG、CL等の言語機能をサポートする言語別のCoreClassライブラリ、各種機能をサポートするJavaの汎用ライブラリを利用したプログラムがExpressにより自動作成されるため、現状の仕組みに近く、問題が発生しづらい特徴があります。
Caravel™ BASE100 フレームワーク
- OS390サポートCoreClassライブラリ
- OS400サポートCoreClassライブラリ
- COBOLサポートCoreClassライブラリ
- PLIサポートCoreClassライブラリ
- JCLサポートCoreClassライブラリ
- RPGサポートCoreClassライブラリ
- CLサポートCoreClassライブラリ
- Java各種汎用ライブラリ
- EBCDICコードサポート
短納期・低コストを実現
既存プラットフォームの移行用に洗練された
Caravel™フレームワーク使用
Caravel™ BASE100 フレームワークでは、内部処理文字コードにEBCDICを用いています。このため、比較演算やデータの並び順などが現行システムと同様に処理できます。UIに関しては、画面は現状を継承したWeb化、帳票は現状を継承した印刷イメージで処理します。Converterとは異なり、複雑な変換ルールもなく、プログラムをストレートに変換するため、自動変換率が高く、短期間・低コストを実現します。
柔軟なターゲット環境
変換ターゲットシステムを柔軟に選択可能
下図のように、変換ターゲットシステムを柔軟に選択できるため、既存のシステムの一部を移行し、現在のシステムと共存させて運用することも可能です。
オールインワン変換を実現
モダナイゼーションを行い、遜色なく動作するまで支援
Caravel™ Expressは、既存のアプリケーション資産をJavaにマイグレーションするサービスです。
トランスウェアは、マイグレーション後にお客様の新環境でも遜色なく動作するまでサポートいたします。
- 新環境で既存と同等の仕組みや機能が存在しない場合、代替策の検討や仕組みの開発をサポート
- データレイアウト変更やデータの変換サービス
- 新環境のテストおよび本番環境の構築支援サービス
- 新環境での開発および運用向けの教育
※上記の各サービスは有償のサービスです(一部無償となる場合があります)。
※Expressに起因する瑕疵は、原則一年間は無償で対応いたします。