オンライン端末印刷帳票のオープン化
ホストのオンラインシステムに紐付いた端末印刷を、以下のような形態でオープン化できます。・LAN内の複合機印刷
・PDF形式での保管
・Excel形式へのデータ埋め込み
・メール添付による送信
・従来利用していた印刷端末の利用(TCP/IP接続、またはUSB接続をネットワーク共有)

標準のCaravel™ 変換では、以下の機能を提供します。
・オンライン業務プログラムからの、印刷キュー出力
・印刷キューの一覧表示
・印刷イメージの表示および削除
・ネットワークプリンタへの印刷
以下の機能は、オプションで対応可能です。
・メール送信: Javaライブラリを用いて印刷データ(PDFやEXCEL)をメールに添付して送信
・Excel連携: テンプレートを用いたデータ埋め込みを実現
・PDF作成: 電子帳票として保存・配布
・電子帳票システムパッケージソフトなどのI/Fを組み込み連携

大型プリンタを利用したメインフレームの大量印刷帳票
メインフレームからオープン化する際の課題1.印刷装置の選択:
- 現行の印刷装置を継続利用するケース:印刷イメージデータの受け渡し方法(FTPなど)
- 新しい印刷装置を導入し、既存の機能を再現するケース:マージンや印刷ピッチの違いの扱い
- 電子帳票システムと連携するケース:印刷データを部門別に分割する等の対応
2.オーバーレイの対応:
- OGLや類似技術の変換方法を協議し、新環境に適した形に調整
3.印刷データ:
- シフトコードを空白扱いとするか、除去するかの違いにより印刷レイアウトが崩れる場合の対応
- 既存システムで外字を利用していた場合の対応:新しい印刷装置用のフォント作成など

※Linuxでのプリントサーバー(CUPS)や、Windowsサーバーでのプリンタ共有では、内部的に印刷データがスプールされて、実際のプリンターへ印刷されています。
以下の機能は、オプションで対応可能です。
・リコー製ホストプリンタ等で、LinuxやWindowsサーバーからのダイレクト転送をサポートしている機種への連携
・印刷データを部門別に分割して、電子帳票システムと連携
Caravel™ 変換サービス
Caravel™ 変換サービスでは、変換後にどのような印刷方法を取るのかをあらかじめ協議・決定してからプログラム変換を行います。※機械変換したプログラムからの印刷は、利用するプリンタのフォントや印刷ピッチ等の問題から多少のレイアウト崩れが発生する場合がありますので、予めご理解をいただいております。
※上記に関しましては、事前に実機での印刷テスト結果をもとに固定幅のフォントを選択することや、マージン・ピッチ等の調整方法を確認いただく事で回避できるケースがあります。
詳細については、お問い合わせください。
端末印刷:FAQ ホスト印刷機能の変換:FAQ